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アルドラ

Hello the universe!お星さまナビゲーターのアルドラです!冬のダイヤモンドにも含まれるふたご座ですが、この双子がどのような二人だったかご存知ですか?

参考リンク:世界一大きなダイヤモンドを大切な人に贈ろう!「冬のダイヤモンド」

 

ふたご座とは

12星座でもおなじみのふたご座の正体は、美女レダとはくちょう座に化けた全知全能神ゼウスの子ども達です。カストルがお兄さんで、ポルックスが弟くんです。二人はすくすく育ち、それぞれ武術の達人となりましたが、ある日、盗まれた牛を返してもらいに行ったカストルが決闘で死んでしまいます。ポルックスは後を追おうとしましたがそれはかないません。神と人間のハーフであった双子は、片方が不死身として、もう片方が人間として生まれていたのです。それでもカストルの側にいたいという、ポルックスの願いを聞き届けたゼウスは、二人を夜空に連ね、ずっと一緒にいられるようにしたのでした。

 

と、いうのが、比較的有名なふたご座の話かもしれませんね。ふたご座の星々を二人の巨人であるとしたのがふたご座の起源ですが、そもそも古典期の文献ではただ双子としか書かれておらず、この二人が神だったか人間だったかはギリシャの古典によってまちまちです。

ホメロスの「イリアス」では二人とも人間、ホメロス風諸神賛歌では二人とも不死身。ギリシャの古典では、上記のお話よりも二人の行動は優しく慈善的です。エラトステネスの「カタステリスミ」では、二人が万事によく耐え、生涯他人と争わなかったことをゼウスにたたえられて星になったとさえ語られています。

この有名なふたご座の話の由来が何かわからないので完全に推測ですが、案外悲劇好きなローマに引き継がれた頃に生まれた話なんじゃないかなとにらんでたりもします。(でも「ギリシャ神話」として有名だしなあ、このお話。)

参考:喜劇好きのギリシャ人/悲劇好きのローマ人 あなたはどっち?

 

ところで、カストルとポルックスのまぶしい輝きは、水夫たちを海難から守ってくれ、船を導くセントエルモの火としても解釈されています。

 

ふたご座の星と名前

フルサイズは画像をクリック

・α星:カストル

・β星:ポルックス

双子の兄弟の名前。この二つの星は、目として見ていた地域も多いです。カニの目、猫の目、イヌの目、巨人の目…。

 

・δ星:ワサト 「中央」

黄道12星座とは、太陽の通り道にある12星座の事。ふたご座ではちょうどこのワサトあたりを通りかかります。

 

・ε星:メブスタ「伸ばした足」

・η星:プロプス「前方に出ている足」

・γ星:アルヘナ「まがったもの」

このあたりにライオンが描かれていた古代アラビア星座の名残です。某書では「”メスブタ”と言い間違えたら大変!」と書いてあってクスッときてしまいました。

 

 

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アルドラ

私ももし船に乗ることがあったらカストルさんとポルックスさんにお願いしてみようかな。ふたご座は2月中旬の21時ごろに南の空に見えます。名前を覚えたら是非探してみてくださいね。

参考文献

詳しくは参考文献とひみつ道具にて。

・「星座の神話」原恵著

・「携行版星の地図」

・「ギリシャ星座周遊記」橋本武彦著

 

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