Hello the universe!&あけましておめでとうございます!

お星さまナビゲーターのアルドラです。ふつつかものの白色矮星ですが、今年もどうぞよろしくおねがいします。(中の人からのごあいさつはコチラ

今年2018年の干支は、戌(いぬ)ですね!犬の星座といえば冬の夜空におおいぬ座とこいぬ座がいます。今回は大解剖シリーズでおおいぬ座について取り上げてみました。

 

 

おおいぬ座について

おおいぬ座(学名:CANIS MAJOR)は、冬の代表的な星座です。おおいぬ座で一番明るい星シリウスは太陽以外で一番明るい恒星であり、冬の大三角を構成するので学校で聞いたことがるというかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

このおおいぬ座はキーンと冷え切った冬の夜空ではとても良く目立つのですが、これといった代表的な伝説はありません。オリオン座の猟犬だとか、オリオンの足元のうさぎ座を追いかけているとか、地獄の番犬ケロべロスの姿だとか、いろいろな俗説があります。お気に入りのものを選んでくださいね。

おおいぬ座を探すときは、オリオン座を目印にするといいかもしれません。オリオン座の真ん中の三ツ星を南東に30°(腕を伸ばして見えるグー3つ分)伸ばせばシリウスが見つかります。そこから10°(グー1つ分)ほど南にいくと、おおいぬのしっぽ?あたりの三角形に並んだ星が見えるはずです。

 

おおいぬ座の星と名前

いぬっぽく星座線をひいてみたよ。画像クリックで拡大できます。

いよいよ本題の星と名前です。シリウスは良く目立つのでここでは書ききれないくらい話題も豊富です。(エジプトでは神様の化身でした。冬の夜にまたたく、シリウスさんの話。

 

・α星:シリウス(焼き焦がすもの)

「焼き焦がすもの」という意味は、夏至のころに太陽の向こうにあるためです。-1.4等級という圧倒的な明るさを誇るのできっと見たことのある星だと思いますよ。古代エジプトではこの星が夜明け前に見えるころを一年の始まりとしていました。また中国では狼の目を連想したのか、「天狼」というかっこいい名前がついています。

 

・β星:ミルザム(吠えるもの)

シリウスに先立って見えるので「予告するもの」という意味合いがあります。

 

・δ星:ウェズン(重さ)

響きもなんだか重そうな名前です。「ヒーローは遅れてやってくる」といわんばかりにシリウスの後からゆっくり上ってくるからでしょうか。

 

・ε星:アダラ(処女たち)

アルドラの侍女たちという見方もあるみたいです。シリウスの前ではかすんでしまうかもしれませんが、こちらも1.5等級と明るい星です。

 

・η星:アルドラ(おとめ)

私の名前の由来となった星ですね!シリウスと結婚したという伝説もあります。

 

・ζ星:フルド(サルたち)

仲が悪いことを「犬猿の仲」とはいいますが、なぜよりによっていぬの星座にサルという名前の星があるのでしょう。「フルド」という名前は本来この星だけでなく、おおいぬ座λ、はと座の星々についていたみたい。もしかしたら星座を作った古代アラビア人たちはこのあたりに猿山でも見えていたのかなあ?

 

・M41

散開星団ですが、なんと肉眼でも見ることができます。シリウスから南に4°くらいのところにあるので、よかったら探してみてくださいね。双眼鏡で見ると、ぼんやりとした光の中に明るい星が並んでいるのが見つかるかもしれませんよ!

 

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ほかの大解剖シリーズ

まだまだ数は少ないですが、よかったらのぞいてみてくださいね。

★人間に恋してしまった星。プレアデス星団(すばる)大解剖

★幸せがつまってる!みずがめ座大解剖!

★ペガサスに乗ったらどこへ行こう?ペガスス座大解剖!

 

 

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