Hello the universe!

お星さまナビゲーターのアルドラです。今回の魚はなんと一種類しかありません!しかしそれぞれ違う地域、場所で描かれたものなんですよ。

★ブラジルのエイ

ブラジルのエイはみなみじゅうじ座あたりの星を使っています。みなみじゅうじ座のγ星を頭側として、十字部分が体で、それに続く細かい星が尾にあたるようです。

みなみじゅうじ座といえば南半球で見える星座の中でも人気の星座ですね。はくちょう座の中心部の十字型の星は「北の十字(ノーザンクロス)」という別名がありますが、それに対応して「みなみの十字(サザンクロス)」ともよばれます。

星座に詳しくない方は「みなみじゅうじ座」も聞きなじみがないかもしれませんが、実は意外なところで目にしている可能性があります。

それは「国旗」。

みなみじゅうじ座の星の並びは、オーストラリア、ニュージーランドなどの諸国で国旗に取り入れられています。ブラジルの国旗は、みなみじゅうじ座以外の星々も入っていますが、みなみじゅうじ座がちょうど中心あたりに位置していますね。

もしそれらの国旗の星座部分にエイをあてはめたら…ちょっとほのぼのした国旗になりそうです。

 

 

★東インド諸島のエイ

東太平洋の東インド諸島では、さそり座をほとんどそのままエイに当てはめていたみたいです。

具体的には、β~ρ星が頭のほう、τ~ν星あたりが尾の部分です。個人的には同じ星を使うなら、さそりよりもエイのほうが想像しやすいですね。

また、ほぼ同じ星を使ったものとしては、ブラジルの「へび」もさそり座の曲線美をよく表していると思います。

 

 

★ボルネオのエイ(のようなさかな)

ボルネオでは、かんむり座の星々(+α)を使って、エイを描いていました。具体的にはα星側が頭のほう、反対側の細かい星々を結んで尾にしているようです。

厳密には、手持ちの文献では「魚」として表記されているのですが、星座絵がエイのようだったのでエイとして扱っています。「エイに似た別のさかな」の可能性もあるかもしれません。

 

このように、エイは様々な場所で星空に描かれていたんですね。それだけ、人類とはなじみが深い生き物なのかもしれません。

次回のほしぞら水族館は一旦最終章にします!

 

 

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