Hello the universe!

お星さまナビゲーターのアルドラです。引き続き、ほしぞら水族館を散策しましょう。

ほしぞら水族館にようこそ!

それにしても、だいぶ日が開いてしまいましたね…。楽しみになさっていた方、いらっしゃったらごめんなさい。更新していない間に台風が二回来たり、ハロウィンが終わっていたりしていましたが元気にされていましたか?

 

それでは今回のラインナップです。

今回ほしぞらのなかで見つける水のいきものは、ペルシャのうお座と、マーシャル諸島のオリオン座付近にいるタコさんとみなみのうお座。でもちょっと個性的な顔をしているかも…?

 

 

 

★なぜか人面魚っぽい?ペルシャのうお座

最初は10世紀ごろに描かれたアルスーフィーの星図にうお座です。一般的なうお座の絵とおなじく、魚になったヴィーナスとキューピッドがリボン(この絵はひも…??)で結ばれています。でも前回のアンドロメダ座のように、どことなく人面魚っぽい面立ちをしています。なんともいえない迫力がありますね…。

 

 

★オリオン座の下半身においしくいただかれる前のタコさんが!?

次はマーシャル諸島で思い描かれていたタコさんです。場所は大体オリオン座の下半身くらいに頭があって、足がω星あたりにのびています。この絵では通常のタコさんですが、星図ではオリオンの三ツ星に石の斧が描かれています。まさかこのタコさん…おいしく食べられてしまう前なのでしょうか…。

実はこの絵、そんなにほのぼのしたものではないのです。このタコさんにはマーシャル諸島で漁師とタコの死闘の様子が語られています。

 

あるとき突然巨大タコに攻撃された漁師は、とっさに持っていた石の斧を投げつけました。そしてその斧は運よくタコの頭の部分にあたりました。傷ついたタコは身を守る手段として、墨を吐いて逃げ出していきました。

このタコを攻撃した斧は、オリオン座の腰あたりの三ツ星なのでとても見つけやすいですが、墨がタコの姿をくらませているため、夜空に浮かぶこのタコさんは見つけることがとてもむずかしくなっています。でもこのタコは5等星や6等星などの暗い星で構成されているのでじっくりみていたら見えるかもしれません。

オリオン座には明るい星が多く目立つこともあって、世界では猟師から逃げる鹿(インド)、光の神オシリス(古代エジプト)、ワニ(ブラジル)、カメ(ブラジル)などさまざまなものが描かれています。しかしこのタコさんはあえて暗く目立たない星で構成されており、しかも見つけにくい理由(タコ墨)が語られているのが面白いところですね。

 

 

★みずがめ座の水をがぶ飲み中?

前に紹介した秋の星空で、みずがめ座の下にみなみのうお座があったことを覚えていますか?このときはみずがめ座の水で気持ちよさそうに泳いでいると書きましたが、今回は1801年のボーデの星図を採用してみました。

この星図のみなみのうお座、なんとあおむけになりながらもみずがめ座からとめどなく注がれる水をごくごくとおいしそうに飲んでいるように描かれているのです。「魚」というよりは、くじらのようだなと感じるのは私だけでしょうか。

 

 

次回は、ザリガニやサメなどちょっとほしぞらでは見慣れないいきものがでてきますよ!

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