Hello the universe!

お星さまナビゲーターのアルドラです。あいかわらず、地球の魚の本を読んで想いを募らせる日々です。地球人さんは「水族館」という建物を作って、そこで海や川の生き物を眺めることができるんですよね。う~ん、行ってみたい!!でも私は見に行くことができないし…思い切ってほしぞらの水族館を作ってみました!

 

 

ほしぞら水族館にようこそ!

 

星好きでない方にもとっても有名な星の並び、「北斗七星」はご存知ですか?春の北天にうかぶ、おおきなひしゃく型の、アレ。学校で習って探してみた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実は北斗七星は「星座」ではないのです。星座は古代ギリシャ~中世の西洋星図~現代の88星座(1928年に定義)を指すことが一般的ですが、北斗七星のあたりの星は88星座では「おおぐま座」ということになっているからです。

けれど中国では長年「死をつかさどる北斗七星」として見ていましたし、ヨーロッパでは「荷車」や「大鍋」、韓国では「歪んだ家+大工+家主+息子」としてみていたように、「星座」としては残らなかったものの、世界中の各地域にはそれぞれの描き方があったのです。

そこで今回は、世界の星のつなぎ方(アステリズム)から、水の生き物をあつめてほしぞら水族館を作ってみることにしたんです。今のところ全7回の予定です。なので一週間以上の更新がこの水族館散歩になると思います。拙い絵かもしれませんが、よろしくおねがいします。

 

 

アンドロメダ座、カシオペヤ~おひつじ座、くじら座

1~2回目は秋の星座からもってきました。

アンドロメダ座の多くの星図では、古代エチオピアのお姫様、アンドロメダ姫が岩に結び付けられている図、あるいは単に鎖につながれたアンドロメダ姫の姿が描かれています。しかし、ペルシャのアルスーフィーの星図(10世紀ごろ)ではアンドロメダ姫のそばに魚の姿も描かれているんです。生贄とされたアンドロメダ姫にせまりくる魚の怪物が描かれているのではないかといわれています。だからちょっと人面魚っぽいのかな…とおもってアルス―フィーの星図の他の魚も見てみたのですが、どれも・人間のような目、・くっきりとした鼻をもっていたので画風かもしれません。よくみると2匹重なっています、親子なのでしょうか…?

 

星座に詳しい方はもしかしたらこう思ったのかもしれません。「アンドロメダ姫におそいかかる海の怪物ならくじら座があるじゃないか!」って。アンドロメダ姫のそばにあるくじら座は、前にもお話ししたようにいわゆるクジラの姿はしていません。これはアンドロメダ姫におそいかかる海の神さまの使いである化けくじらが描かれているからです。今回は参考にフラムスチードの星図(1729)を持ってきました。クジラというよりは、海を泳ぐドラゴンのような姿をしています。「アンドロメダ姫はどうなっちゃうの?」という方、ご安心ください。アンドロメダ姫は化けくじらに襲われる前に勇者ペルセウスが助けに来てくれ、無事ハッピーエンドを迎えます。(でもこの化けくじらさんは石にされてしまいます…。)

 

一風変わっているかもしれないのが、マーシャル諸島の原住民のアステリズムです。カシオペヤ座~アンドロメダ座下半身~さんかく座~おひつじ座α・β・γにかけての大きなネズミイルカが描かれていました。マーシャル諸島は太平洋に浮かぶ島国です。ミニ国家のひとつで陸からでも自然のイルカが見えるそうです。ネズミイルカ普通のイルカに比べるとまるっとしたフォルムが特徴的。私はカシオペヤ座のW型の星の並びをいるかのしっぽとして見ているのがうまいなあと感じました。

(それにしても、本にはネズミイルカって書いてあったけれど、ネズミイルカって寒い海に住んでいるみたいなんですよね…。マーシャル諸島に生息しているのかちょっと心配。)

 

まだまだ続きます

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