Hello the universe!

星空ナビゲーターのアルドラです。宇宙のように暗い場所に行くと、夜空にはたくさんの星が広がっています。その中には2つ以上の星が重なって見えるほど近くに見えることがあります。もしかして恒星同士が回っている双子の星なのでしょうか?実はそうとも限りません。「見かけの重星」といって星がただ近くに見えても実際の地球からの距離が全く違うこともあるのです。

星が好きな人にはおおぐま座のミザールとアルコルが有名かもしれません。北斗七星の柄の端から二番目の位置にあって、兵士の視力検査としてこの二つの星が見分けられるかどうか試したこともあったそうです。

距離が違っても見ている人には重なって見えることがある。

 

見かけではなく、本当に恒星同士が回っていることもあります。専門用語では連星って呼ばれているみたい。太陽系は太陽が一つなので連星ではありませんが、もしも木星が恒星で、地球から太陽が二つ見えたら…?と想像してみると分かりやすいかもしれませんね。

太陽系は連星ではありませんが、連星自体はそれほど珍しいものではありません。太陽付近の恒星の1/3が確実に連星だといわれているくらいです。連星と単独の星のどちらが多いかは定かではありませんが…少なくとも私や太陽さんはひとりぼっちの恒星ですね。

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連星の中で大きく明るい星を主星、小さく暗いほうを伴星と呼びます。恒星が二つでまわっているものはまだまだ想像しやすいかもしれませんが、2つに限らず、4つ、6つとたくさんの星が複雑な軌道で回っている星もあるんですよ。

できるだけ地球人になじみのありそうな星で例を挙げてみました。

 

連星の数だけでもいろいろある(だいたいの図だから星や軌道の大きさや向きまでは正しくないよ。)

ふたご座のふたごである「カストルとポルックス」のカストルは、双子どころか六つ子だったなんて、想像以上の大家族ですね。

 

私のかいた図では星の色がひとつに統一していません。これにはきちんと理由があります。

一緒にまわる星は、成長の中の同じ段階のものとは限りません。星の一生は重さで決まり、星間ガスが均等に配分されて連星が生まれるとは限らないからです。太陽くらいの元気な星と瀕死の星が一緒だったり、元気な星同士の連星を、暗く小さな星がさらに大きく回り込むこともあります。そういえば2016年に地球で観測された重力波は、ブラックホール同士の連星が、合体した時に発生したものといわれていますね。

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太陽が2つも4つもあるような惑星に生命がいたとしたら、そしてその太陽たちがカラフルだったら、その生命はいつもどんな空を見上げているのでしょうね。想像するだけでちょっとわくわくします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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