Hello the universe!
ナビゲーターのアルドラです。
私の名前「アルドラ」は「乙女」という意味ですが、みずがめ座のサダルメリク(Sadalmelik)は「王の幸運」という意味だとよく言われます。
元のアラビア語は「王の守り星」で、ラテン語に訳したときに「王の幸運の星」と呼ばれるようになったそうです。
王様の幸運ってどんなものだろう…?戦の加護してもらったり、在任中に天災が起こって支持が落ちないように…とかなのかな?

 

ウルグ・ベク

 

王さまといえば、アラブに星に詳しい王さまがいたことはご存じですか?
サマルカンドの王ウルグ・ベク(1394~1449)は、王さまでありながら優れた天文学者・数学者・文人でした。

王子の頃から学芸に興味を持ち、美しい土地に天文台を建て、惑星の移動量を正確に測定したそうです。
彼は1016個の恒星カタログを残しましたが、当時もっとも優れていたプトレマイオスの星表をはるかにしのぐ精度を誇り、150年後のティコ・ブラーエの観測記録にも劣らないほどでした。

数学にも優れていて、算出した三角関数の値も小数点第8位くらいまで一致するという優れた精度だったんですよ。

 

彼は優れた科学者であったと同時に優れた占星術家でもありました。
当時はまだ天文学と占星術の距離が近い時代だったのです。

しかしある日、彼の占いで長男に殺されるという結果が出てしまいます。
当時の王家であれば処刑するはずですが、長男に手をかけられなかったウルグ・ベクは長男を追放することにしました。
しかし結果として、王位継承権を奪われた長男は兵を起こし、彼は彼自身の予言通り、彼の長男に殺害されてしまいます。

彼が生きていたらアラブの天文学はどこまで発展したのでしょうね。

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