アフタヌーンティー

角砂糖をひとつ
淹れたてのダージリンに放り込んだら
あわの吐息をだしながら
しずかに溶けていった
それはまるで人魚姫のようで
私は目がそらせなかった
きっと人魚姫もこうして恋の熱につつまれて
砕けて 溶けて 泡になったのだろう
白く小さな角砂糖さん
あなたはいったいどんな恋に泣いたの?

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