たまたま俳句が受賞し、句会に入るまでのおはなし。

 

 

なんとなく出してみた俳句が入選した!

ある日地元の図書館で物理の本を読み漁っていたときのこと、たまたまチラシコーナーを見ていたらこんなチラシを見つけました。

「○○俳句大会俳句募集中」

みてみると締め切りがなんとチラシを見たまさにその日!しかも主催の事務局が私が勉強していた図書館と同じ建物の中にある!!それに何となく運命(?)を感じてしまい、メモ帳を見返して使えそうなものを応募用紙に書き込んだのです。そして事務局のある上の階にそのまま持っていきました。

事務局のドアを開けてみると、大きな会議室で数人の方が応募された俳句の整理をしていたようでした。公募には慣れていたのですが、事務局に直接持ち込んだのは初めてだったのでなんとなく気恥ずかしくて

「こ、これ……っ!///」

と初めて書いたラブレターのように渡して、脱兎のごとく逃げたのでした(笑)エレベーターを待ちながらほっと一息…と思いきや、エレベーターで事務局の方と鉢合わせました。もう頭真っ白です。でもその方はにこやかに

「俳句って難しいですよね~。」

と話しかけてくれて、私も照れつつも「そうですよね~」と少しだけお話ししました。慣れないことで恥ずかしかったのですが、新鮮でうれしかったです。なぜかというと誰かと俳句の話をするのは初めてだったから。俳句は中学生の時からごくたまに作って公募に出す程度だったし、文章を書く友達はいても俳句の友達はいませんでした。その夜はなんとなくどきどきしながら眠ったのです。

***

二カ月後か三カ月後あたりでしょうか。いつものようにポストを開いたら、例の俳句大会からハガキが届いていました。しかもなぜか佳作に入選している!Σ(´Д`;;;)そしてそのハガキには入選者は無料で俳句大会に出席できる旨と大会の詳細が書かれていたのです。そもそも俳句大会ってなんだ!?中学生の時に短歌で入賞した時もそういうのに出席した記憶はあるけど、全然覚えてなかったし見当もつかなかったのです。でもせっかくだし行ってみよう、どんなものか気になるし!もしかしたら友達もできるかもしれないし!!ということで俳句大会の予定を空けておくことにしたのでした。

 

 

俳句大会に行ってみた

待ちに待った俳句大会です!ドキドキしながら受付でハガキを見せて入選作品集をいただきました。すぐにベンチに行って自分の名前を探します。あ、あった!ちゃんと佳作で入選してる!!!活字として自分の句が書いてあるのを見て、だんだん自分のいる場所について実感していきました。うおお、誰かに見せたい、ちゃんと受賞してたぜって見せたい!でもここに知り合いいないや!!とそわそわもワクワクももうノンストップです。

そうだ、どんな人が来てるんだろう!とやっとここで回りを見まわしました。予想はできていましたが年齢層が高いです。20~30代が2,3人でもいれば逆に話しかけやすいかなあ、とは思っていたのですが、現実はそんなに甘くなかったです(;ω;`)若い人も俳句はやっているんだろうけど、少なくとも会場位いる受賞者さん方は年も離れてるし、知り合い同士の人が多いようでなかなか話しかけられない…。とにもかくにも俳句大会の開幕です。

俳句大会といっても実質授賞式で、内容は、選者の方がそれぞれ入選の句を選んでその解説をしたり、全体の解説、授賞式といったものでした。確かに短歌大会の時もそんな感じだったかも……。特選の方は壇上で自分でもコメントをされていたのですが、そのうちの1人の方が「私の行っている句会は『575に季語一つ』さえ守ればいいゆるいものなのに賞をもらえてびっくりしました」とおっしゃっていました。私のほうがびっくりです!(ぇ)私はずっと俳句は1人でやるものだと思っていました。でもこの会場には入選するほど俳句をやりこんでいる人が集まっていて、しかも多くの方が句会なるもので俳句を切磋琢磨しながら楽しんでいたなんて!というか句会って聞いたことはあったけど実在したんだ!ラピュタはあったんだ!ってくらいの衝撃です。

そんなの…そんなの…行ってみるしかないじゃない!

 

 

私も句会に行ってみたい!

よくわかってないけれど句会なるものに行ってみたい!とは思ったものの、句会ってどうやって探すのか、どこにあるかもさっぱりわかりません。きっとこの大会が終わって日常に戻ったらますますわからなくなることでしょう。私は意を決して、俳句大会の最後の質問タイムに「句会に入りたいけどどうやって探すんですか」という質問を投げることにしたのです。超初心者な質問で申し訳なかったのですが、チャンスは今しかない!と思ってました。緊張で足がっくがくで頭沸騰して何を言ったかうろ覚えなのですが、俳句大会に来て俳句をしている方がたくさんいたことに感動したこと、もっと俳句をやってみたいこと、句会に入りたいけどどこを探せばいいのか見当もつかないことを伝えたような気がします(あいまい)。

そのときいただいた答えは・インターネットで探す ・区報の募集欄を読む ・区役所で聞く ・いっそ自分で句会を旗揚げする といったものでした。そっかー!地元の情報は、区の広報誌や区役所で聞けばいいんだー!当たり前ですが、恥ずかしながらネット慣れしていた自分にはすっかり抜けていた観点です。そしてどこの句会も高齢化での自然消滅を恐れていて若い人を求めているので、どこに行ってみてもきっとかわいがられますよー、というありがたい言葉もいただきました。今思い出してもこんな頓珍漢な質問にも丁寧に答えていただけて感謝の限りです……orz

そして俳句大会はこれで終わりません。この質問をした直後、特に俳句大会終了直後にものすごい勢いでいろんな句会の方に声をかけていただいたのです。質問中にも隣の席の方が「うちの句会いらっしゃい」と言ってくださってそこから話が発展したり、終了直後にすぐ駆けつけてくれた方は自分の句会結社の冊子を見せてくれたり、出口で出待ちしていた方がご自分の句会について説明してくださったりしてもうてんてこ舞です。私の中の俳句の世界がぶわああああああ!って広がった瞬間でした。

 

 

どの句会にするか迷う……

大会が終わり、家に戻ってもその日のことを思い出してうれしいやら恥ずかしいやら。教えてもらった句会を調べてみるととりあえず徒歩圏内の句会が2つあった(!)ので、そのどちらにも行ってみてどちらかに通うことにしたのです。句会にも厳しかったりゆるかったり、年齢層が高かったり比較的そうでなかったり、またその句会の作風などそれぞれ違うので、合いそうなところがあればそこに決めちゃうつもりでした。

 

入選句

佳作でした。今見ると「『~~て』で終わっていて、ちゃんと自己完結してない!」とか言われそうです;

でも、なんとなくで俳句作ってた頃の作品の中ではちょっとお気に入りなので、同じように気に入ってくれた人がいたのなら嬉しいです。

「照り返す蜥蜴の背すらまぶしくて」

 

 

 

次回、いよいよ句会に突入!

 

(*・ω・)<いよいよ俳句をはじめるよ!!

 

 

 

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